「はぁ、神奈ちゃん駅前のセブンで待ち合わせね?」

「らじゃ〜。」

仕方なく了承した樹は和樹のそばに寄り
耳元で囁く

「俺告白するから邪魔しないでね」

そう告げて教室から出ていく樹の後ろ姿を
まじかよ…と焦る和樹


てか俺こいつに告白してるんだよな…?

隣で眠そうに欠伸をする神奈をジトーと睨む


「ん?なによバカズキ。まさか怖いの嫌いだった?」

「ちげーよバカンナ。」

「へいへい、お口がわりーですよ」

「お前に言われたらおしまいだよ」


俺もそろそろハッキリさせる。

そう決心する和樹だった