「神奈ちゃん!!今度の週末映画行かない?」 「なんの?あたし恋愛映画はパスだよ」 「ホラーとか?神奈ちゃん怖いの平気だよね?今新作でめっちゃ怖いって評判の映画があるんだよね」 「へー!面白そうじゃん!バカズキー、あんたも行く?」 2年になっても隣の席の和樹 眠そうにこっちを見て静かに頷く まさか和樹誘うなんて…あはは… 心の中でショックを受ける樹に和樹はニヤつく。