案の定神奈の家についた頃には寝ていた
「おい、ついぞ」
「んー…」
起きる気配がなく山口はどうしたものかと
考えながら寝ている神奈を見つめる
こいつ年のわりには老けてるよな…
いつの間にか隣にいる事に慣れた。
密かに昼飯の時間こいつが来るのを
楽しみになっていた俺。
いやいやいや、矢沢は生徒、
まだ毛もはえてねーガキだ。
「…せん、せ…」
?!
「…チャック開いてる…」
バッとズボンを見るがチャックは開いていない。
お前どんな夢見てんだよ!!!!
「矢沢おきろよ。」
神奈の肩を揺らす山口は固まる
長い睫毛にぷっくりした唇に目がいく


