眠そうな顔で神奈をジッと見る隣の和樹

「あたしの顔になにか付いておりますか?」

「いや、なんでそんな普通でいられるのかワカンネー。」

「バカズキが普通だからじゃない?それにあたし接吻如きで照れるような女じゃないから。そもそも接吻する意味すらワカンネー。」

「さようですか…」

和樹と話してるとガラガラ〜と山口が入ってくる。


「はーい、おはよーす。静かにしろよお前ら」

山口の一言で教室は静まり返る


「今日から1週間教育実習生がお前らと一緒に過ごす事になる。迷惑かけんなよ〜。」


山口の言葉に教室はざわつき始める

「はいってきてー。」