COLORDAYS

「海」


「おー、こんなクソあちーのにクソあちーお天道様の下に自ら行くのか。」

「…なんで聞いた。」

「まぁサラちゃんが行きてーってんなら行くか。海」

起き上がりサラの頭を撫でる

そんなアズマの手は悪い気はしない。

「てかなんで来たの。今日行かないって連絡したのに」

「んー?細けー事は気にしない気にしない〜、それにサラの連絡って連絡じゃないよね、『布団』たったそれだけの文面で理解するのに頭フル回転させたよ俺?」


「でも理解できたからよくない?」

「愛の力ってやつ?まー今日来たのはただ顔見にってだけ、俺これから用事あるしそろそろ帰るけど。」

「意味わかんない」

「分かんなくてい〜よ、てかお前ちゃんと飯食えよ?」

よいしょ、と立ち上がり
ニカっと笑いまた頭を撫でてくる。


「また、明日な!」


風のように現れ風のように去っていったアズマ







「…マジで何しに来たんだ…」