「「「こんちわ〜」」」

いつもの様に喫茶店幸子に集まる
神威の仲間たち。

3バカトリオも同じくいつもの様に
カウンターに座る。



「もうあんた達の顔は見飽きたよ。若いんだから放課後くらいゲームセンターとか行けばいいじゃないか。」


タバコをふかし3バカトリオに冷たい視線を送るママ

「えー、やだよ!!せっかくサラちゃんが来てるのに〜」
「そうだぞ〜!!こんな古びた喫茶店にいるババアのために来てんじゃねんだよ!!勘違いすんなよ?」
「ババアより天使だよな〜やっぱ!!」





「殺すぞ!!」


ギャーギャーと騒ぐカウンターにさっきまで
奥のテーブル席に座ってたアズマが3バカトリオの隣に座る。

「よー!!楽しそうじゃねえか」

「全然楽しくねーすよ!!」
「総長ばっかサラちゃん独占して〜」
「俺、総長が憎いっす〜!!」

泣きわめく3バカトリオにハイハイと流す

「あのなー、仮にも居場所を与えてくれてるこの妖怪に感謝しなきゃだよ〜?確かに人間の客しかいねえ、店主は妖怪。それでも妖怪がいなきゃ俺たちゃあこーやって集まれねえ、サラだってここに通う事もねんだぞ〜?妖怪に感謝ぐれえしろよ〜」

「てめーが1番失礼なんだよ!!てめーだけ出禁にしてやろうかこら!!」