COLORDAYS

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「ババア、オレンジジュース。」


あれからナツキとツバサはお互い動き出して
ナツキはいつもの喫茶店幸子に足を向けた。


そこにはサラもいて、サラの姿を見て
珍しくカウンターに1人で座る。


「あら、あっちに座んないのかい?」

「まーなー。たまには妖怪の相手でもしてやろ〜かなって。」

「誰が妖怪だこら!!お前いつか殺すぞ!!」

出されたオレンジジュースをじゅーと吸って
ツバサに言われたことを思い出す。



〝誰も…誰にもサラは救えない〟



あいつが1番サラの事を知っていて

あいつにも救えないって。

それにサラに対する感情が好意だけじゃない

あの男、ナニモンだ…