「ツバサも来ればいい」

「彼らのとこに?」

「そう。」

「それはいやだな」

わざわざ男に囲まれるサラを間近で見るなんて御免だよ

「そ。春っていいね」

目を閉じて風を感じているサラがあんまりにも綺麗でツバサの頬は赤くなっていく。


その様子を校内から見ている人がいると知らずに、

2人は他愛もない話でお昼を過ごした。