«どうか…みんなと一緒に平和で居られますように » しばらく黙ってゆっくり目を見開くと 火の玉は静かに落ちていった。 みんなも同じように目を開けて 火の玉が落ちるのを見届ける。 「よし、帰るか。」 辺りは真っ暗でアズマの声でバイクに乗り出す。 「アズマ…」 アズマの腰に手を回して声を掛ける 「ありがと…」 その声は届いてたのか フっと笑い、バイクが発進する