「今頃慌ててるだろうね〜、バカだと思ってたけど街中警備の目が凄くてね。たまたまサラちゃんが1人で動いてて良かった〜、やっぱバカだね!!神威の頭って!!」


あははと笑うソウゴは1人ではしゃぐ
そんな様子でもサラは睨み続ける。


「その顔凄く好き。」

サラの顎を掴んで顔を近づけるソウゴ

「何が目的なのあんた。」

「だから〜ソウゴって呼べよ」

口調が変わり冷たい目がサラの体を震わせる。

「あはは、ごめんね〜怖がらせるつもりないんだよ」

パッと手を離して座り直す

「ただ神威が困る事をしたいだけ」

「なんで。」

ソウゴとサラの間に冷たい空気が漂う。