よかった……?
時間を置いても飲みこめてないことは、あたしの表情が物語っていたのか、
「蒼先輩と一緒に帰れて」
久我くんの口は、衝撃な言葉を発した。
「ええっ……!」
──ガタガタッ……
あたしの腕が、隣にあった誰かの机にぶつかり大きく動いた。
驚きすぎて、必要以上のリアクションを取っちゃったんだ。
それくらいインパクトのある言葉だったから。
だって……。
やっぱりバレてるの?
あたしが蒼くんを好きなこと。
「どうか……した?」
そんなあたしに、久我くんがちょっと引いている。
「あっ……」
「夜道怖かったんだろ?蒼先輩、方面同じなんだろうし、家の近くまで一緒に行けたんじゃないの?」



