君が泣いたら、俺が守ってあげるから。



それは無理じゃないかなぁ。

下書きして、色を塗って、キャッチコピーもつけなきゃいけない。


1時間そこらじゃ終わらないよね?



「また部活休むとか、出来ればしたくないんだよ」



でも、正当な理由を聞いて納得した。


部活に入っているならそう思うのは当然か。



「だったら、今日できるとこまでやって、あとはあたしがやっておく……でいいかな?」



あたしは部活をやってないから時間はいくらでもあるし。


だからそう提案したんだけど。



「部活を言い訳に、永井ひとりにやらせるわけにはいかないよ。係ふたりの仕事だろ」


「……っ」



あまりに男らしい言葉に、一瞬言葉を失った。


そんなことを言えば、『ラッキー!あとはよろしくっ!』って言われると思ってたから。

少なくとも、あたしの知ってる男の子はそうだった。


だから、びっくりした。