……どうしよう。
なにか話しかけなきゃ始まらないよね。
スマホをいじっている久我くんの様子をチラチラ覗っていると。
パッと顔をあげるから驚いた。
パチ……っと目が合ってしまい、慌ててそらす。
はー、びっくりした……。
久我くんは目力があるのか、見られるとドキっとするんだよね……。
「何か書きたいテーマある?」
「へっ……!?」
その顔をすぐに戻すと、久我くんはあたしに視線を注いだままだった。
……あ。
テーマ、か。
先に振られちゃった。
全然思いつかないけど、なにか意見を言わなきゃダメだよね。
役立たずって思われたくなくて、頭をフル回転。



