相手の選手の応援に来ていた女の子たちも、桜園がポイントを決めるたびに手を叩いていて、どっちの応援をしているのかわからなくなるほど。
他の部活に来ていた生徒たちも、騒ぎを聞きつけ体育館に詰めかけ、なにかの大会かのように大盛り上がりを見せていた。
「今日凛太朗くん何点いれた?ほんっと大活躍だよね!」
伊織ちゃんがはしゃぐその横で、あたしはもうドキドキと興奮が止まらない。
こんな高揚感、生まれてはじめて。
「凛太朗くんて、ほんとにすごかったんだ……」
初めて見る彼のプレーに、あたしはさっきから感動しっぱなし。
ボールを追っているときの目なんてすごく真剣で、何度ドキドキさせられたか……。
流れる汗がこんなにもカッコいいなんて……まさに青春。
「美紗もぼやぼやしてられないね」
「へっ?」
「凛太朗くん、すっごい人気でちゃうかもよ?」
「……っ」



