君が泣いたら、俺が守ってあげるから。



でもどこで知り合うの……?


もう、わからないことだらけだよ……。






「美紗、まだ本調子じゃないの?」



お昼休み。


全然中身の減らないあたしのお弁当箱を見て、伊織ちゃんが心配そうに声を掛けてくる。



「あ、えっと……まぁ……」



歯切れのわるい返事をしてしまう。


でも、大丈夫って言う余裕もなかった。


さっきからずっとうわの空で、解けない謎が頭の中をぐるぐる回って悶々とし続けている。


お弁当なんて喉を通らない。



「……そっか、無理しないでね」



どこかさみしそうで消え入りそうな声にハッとして顔を上げると。


伊織ちゃんはお弁当箱に視線を向けたまま、小さい口でおかずをモグモグ噛んでいた。


……あ。