それからしばらくして、お姉ちゃんは大学へ行く時間だからと出て行った。
ちょうどお昼になったこともあり、ご飯を食べるようにお母さんに言われ、昼食をとってから再び部屋に戻ると。
「あ……」
ベッドの上には、まだお兄ちゃんのスマホが残されたまま。
ふいに手に取ると、さっき見ていた陽菜ちゃんへのメールが浮かび上がった。
……お兄ちゃんは、どんな気持ちでメールを打ったんだろう。
そう考えながら、再び蒼くんへ送った画面に戻り。
陽菜ちゃんへの画面をふたたび開き……。
そんなことを繰り返していると、ひとつの答えにたどり着いた。



