君が泣いたら、俺が守ってあげるから。



どういう心境の変化?



「んだよっ、行くならはじめから言えって」



工藤くんは呆れたように言うけど。



久我くんも行くんだ……。


そう思ったら、わくわくがドキドキに変わった。





その日の放課後、急に保健委員に召集がかかった。


内容としては大したことはなかったんだけど、それでも30分くらい拘束されてしまった。



「こんな日に召集とか、ついてないね」



委員会を終え、教室までの道のりを久我くんとふたり歩く。


教室では、伊織ちゃんと工藤くんが待っていてくれてるから急がなきゃ。



「俺にとってはツイてたけどな。部活なくてよかった」



あ……。


久我くんにとってはそうか。



「ふふっ。ほんと部活好きだよね」



そういうところ、すごく好感がもてる。


何よりも部活が好きとか、青春って感じがしていいなあ。