君が泣いたら、俺が守ってあげるから。



外へ出ると、再び強い日差しがあたしたちを照り付けた。

気温は、さっきよりもたぶん上がってる。


あのあと、なんとなく気まずい雰囲気になってしまった。


無言のまま食べ終え。


『出る?』

『……うん』


最小限のやり取りしかしていない。


もしかして、怒っちゃったかなぁ。


人の心の中にずかずか入り込むようなこと……好きな人を聞き出そうとするとか、最低だよね。


教室での久我くんを見ていれば、そういう軽いノリが苦手だってことわかるのに。


調子に乗っちゃった。


……はあ。


心の中で深くため息。そして反省。


駅までの道のり、つかず離れずの距離で歩いていると。



「あれ……永井さん?」



前から歩いてきた女の子ふたり組に声をかけられた。



「えっと……」