君が泣いたら、俺が守ってあげるから。



話しかけられただけで真っ赤になって、もらったグミを大切そうに眺めて……。


彼女になりたいとか、そんな欲張りな考えよりも、そばにいたい……それだけでいい……みたいないつの時代だよと突っ込みたくなるような健気な思い。


彼女から奪ってやるとか、絶対に思わないだろう。


だからこそ、彼女がいると知ったら、永井はどうなってしまう……?



「どうかしたの?難しい顔して」



眉をひそめる永井。


きっと、今の俺がそんな顔をしているんだろう。



「……いや……」



想像して、どうして俺が苦しくなるんだよ。