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昨日はずっと、蒼先輩と彼女のことが頭から離れず。
試合の疲労で体はダルかったのに、頭がさえて全然眠れなかった。
おかげで、数学の授業中の今、眠くてしかたない。
さっきから止まらないあくびを噛み殺しながら、眠気を覚まそうと窓の外に目をやって……視界の端に映る永井の姿に、モヤモヤが復活する。
永井は知ってんのか?
知ってて、叶わない恋ってやつを続けてんのか?
だから兄貴にも協力してもらえないのか?
隣の席で、今日も姿勢を正して授業を受けている永井に視線を注ぐ。
……所詮人のことだ。
俺には関係ねーし。
…………。
でも、気になってしょうがない。
………やべ………それよりも今は……超絶眠い。
ダメだ……意識が遠退いていく……。



