「凛太朗ちゃん、今のはちょーっと冷たいんじゃないの~?」 どこで見ていたのか、突然現れた絢斗が俺の肩に手をまわしてくる。 「っ、なんだよ」 どこにいたんだよ。 神出鬼没なやつだな。 「無理ってさぁ~、んなズバッと言わなくても」 「は?無理なもんを無理っつってどこが悪いんだよ。写真撮らせてとか意味わかんねえ」 愛想を振りまいて人気を得たいわけでも、いい人ぶりたいわけでもない。 いやなものはいや。俺ははっきり言うタチだ。