君が泣いたら、俺が守ってあげるから。


優しく微笑む7つ違いのお姉ちゃんとは、ケンカなんかした記憶もない。


妹のあたしから見てもキレイで優しくて優秀で憧れの姉。


大人っぽい蒼くんと並んでると、恋人同士に見えるほど。

ふたりでお兄ちゃんの病院へ行き来してることもあったし、端から見たら絶対に間違われたりしてたと思う。


そう考えると、あたしと蒼くんなんて全くつりあわないよなぁ。



「学校、楽しそうね」


「へ?」



しみじみ言われて、口の動きがとまる。



「お母さんも言ってたわよ。美紗が学校楽しそうでよかったって」



……え。


目を見開いたあたしとは反対に、、お姉ちゃんは目を細める。



「最近の美紗、よく笑ってるから」


「…………」