髪の毛を一つにまとめて学生鞄を手に持つと、どこからどう見ても高校生だった。 その姿を鏡に映し、ニヤリと笑う。 これなら誰にも怪しまれることなく学校へ侵入することができる! 念のため大きなマスクを付け、あたしは家を出たのだった。