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それからパンケーキを食べたあたしたちは、勇に家の近くまで送ってもらう所だった。


「ねぇユナちゃん。また今度遊びに行こうよ」


別れ際、勇がそう言って来た。


心の中でガッツポーズを作る。


やっぱり、勇はユナを放ってはおかなかった。


「いいよ」


「やった! 断られたらどうしようかと思った」


勇は本当に嬉しそうに笑い、そう言った。


あたしが勇からの誘いを断るワケがない。


「じゃあ、番号教えてくれる?」


そう言われて、あたしは「ごめん、今スマホが壊れてるの」と、答えた。


さすがにスマホの番号を教えたらバレてしまう。