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その後、勇は家の近くまで送り届けてくれた。


さすがに家まで来てもらうことはできなかったけれど、次もまた会う約束をしてくれた。


そのまま下心を見せることもなく帰っていく勇。


その後ろ姿を見ていると、胸の奥がキュンとした。


今日は勇の以外な一面を見る事ができた。


それも含めて、あたしはやっぱり勇が好きだ。


勇と手を繋げたことで、心の中がポカポカしている。


あたしは幸せな気分のまま家に戻ってきて、そのまま洗面所へと向かった。


丁寧にフェイスを剥がして行く。


これのおかげであたしの人生は変わりつつある。