「も、もう!こんな場所で!」

「此処、だから燃えるんじゃね?」

「そ、そんなこと!」

「偶にゃ、堅っ苦しい規則なんざ破ってみろよ?」

「……っ」



そうして、近付く十色の顔から逃げられるはずもなく…何度も、何度も、熱を孕んでいく口唇を弄ばれるように口付けを繰り返された。



誰よりも、頼れて、仕事が出来て。
優しいけど、偶に意地悪で。


時々癇癪を起こす、彼は…。


やっぱり、最強で最高な彼氏でした。




Fin.