「あーもー!なんで終わんないの!」 半分泣き、半分キレタた状態で、私は苛立ちを込めて机をバシバシ叩いた。 そんな事をしても、山盛り&てんこ盛りの仕事はなくならないのに。 入社して僅か、半年。 まだまだ分からない事だらけだというのに、嫌がらせのように居残りさせられた私は、しん、とした社内で深い深い溜息を吐いた。