「アッキーはモテそうだよなぁ」
高峰の言葉に、みんなうんうん、と頷く。
私の時とはえらい違いだ。
「いや、そんなことないって」
「絶対すぐ彼女できちゃうよねえ…」
「可愛い女の子紹介しろよ!」
みんなの冷やかしに、いつもだったら私も参加するけれど。
秋樹に彼女ができるだなんて、そんなの容易に想像できてしまって。
みんなよりどこか大人っぽくて、意地悪だけど優しい秋樹の隣に、私とは違って女の子らしくておしとやかな大人の女の人が並んでいる姿が脳裏に浮かんで。
…嫌だ、そんなの。
きっと私の知らない表情を、私の知らない誰かに向けるんだと思ったら、ほら。
また水の中みたいだ。



