
- 作品番号
- 1579790
- 最終更新
- 2025/04/12
- 総文字数
- 90,345
- ページ数
- 246ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,755,155
- いいね数
- 195
- ランクイン履歴
-
総合9位(2020/08/09)
恋愛9位(2020/08/09)
恋愛(学園)11位(2025/05/12)
そんな王子様だと思っていた彼は
「どいつもこいつも簡単に好きになるなよ。
面倒くせえ…」
本当は、冷たい氷点下の王様でした。
・
♡
・
「諦めろ、面倒だから。
俺はお前なんか好きにならない」
佐藤 永遠
外面は学校の王子様で生徒会長
本当は氷点下の冷酷王子
×
「私は、いつもの永遠くんが好きだよ」
笹木 羽瑠
王子に憧れていた普通の女の子
・
♡
・
「羽瑠がいないと生きていけない」
──完璧じゃなくても、弱くてもいい
本当のきみを、まるごと愛したいの。
【氷点下できみを焦がしたい】
- あらすじ
- 高校生の羽瑠は、生徒会長で完璧な王子様の永遠くんに片想い中。遠くから見つめるだけで十分だと思っていたけど、ある日、永遠くんの裏の顔を見てしまう。キラキラの優しい王子様は、冷酷で毒舌なブラック王子だった!
ひょんなことから生徒会の手伝いをすることになった羽瑠は、永遠や副会長のプレイボーイ・真緒と仲良くなり、本当の永遠のことを好きになっていくけれど、永遠には大切な人がいるみたいで──…?
この作品のレビュー
ミルクティー色のふわふわの髪、笑うと細くなる長いまつげの瞳、成績はトップで、おまけに生徒会長。 見た目も中身も文句なしの“学校の王子様”に、片想いをしている。 そんな彼の“本性”を知ったとき、恐ろしくて、失望して――そして、本当の恋が始まった。 『俺に理想ばっかり押し付けて』 冷たい声としゃべり方でそう言った彼を、最初に見つけたのが彼女でよかった。 決して激しい熱じゃない、臆病な温度で氷をゆっくり溶かしていく女の子でよかった。 ドラマチックな奇跡も、ありえないファンタジーも、鈍感すぎるヒロインも存在しない、等身大の恋のお話。 重なったいくつかの偶然と、誰かが誰かを想う気持ちと、ほんの少しの勇気が混ざって溶けた氷、その水たまりの真ん中で、最後はきっとやさしい気持ちを見つけられるはずです。 登場人物みんなまるごと抱きしめたくなるような、愛くるしいお話をありがとうございました。
ミルクティー色のふわふわの髪、笑うと細くなる長いまつげの瞳、成績はトップで、おまけに生徒会長。
見た目も中身も文句なしの“学校の王子様”に、片想いをしている。
そんな彼の“本性”を知ったとき、恐ろしくて、失望して――そして、本当の恋が始まった。
『俺に理想ばっかり押し付けて』
冷たい声としゃべり方でそう言った彼を、最初に見つけたのが彼女でよかった。
決して激しい熱じゃない、臆病な温度で氷をゆっくり溶かしていく女の子でよかった。
ドラマチックな奇跡も、ありえないファンタジーも、鈍感すぎるヒロインも存在しない、等身大の恋のお話。
重なったいくつかの偶然と、誰かが誰かを想う気持ちと、ほんの少しの勇気が混ざって溶けた氷、その水たまりの真ん中で、最後はきっとやさしい気持ちを見つけられるはずです。
登場人物みんなまるごと抱きしめたくなるような、愛くるしいお話をありがとうございました。
◇
「俺はお前なんか好きにならない」
王子様の氷点下な素顔を知ってしまった、そんなところからはじまる物語。
氷点下なはずなのに、肝心なところではいつも優しくて、そんな永遠くんに羽瑠ちゃんと一緒にドキドキしていました。
それから羽瑠ちゃんがとっても可愛い!!!
作者さまの書く女の子は、真っ直ぐで可愛くて、ついつい応援したくなります。
それから真緒くんも莉緒ちゃんも大好きです。最終的にはみんな大好きになりました。
私は特に5章が好きです……永遠真緒がバチバチ火花散らしているの永遠にみていられます。その後も、永遠くんが嫉妬するたびに、胸ギュンしてました。
氷点下の王子様が、焦げるくらい熱くて甘くなるの、たまりません。最高です。
章タイトルも可愛くて!
最初から最後まで可愛くキュンキュンするお話でした!! 素敵なお話をありがとうございました〜!
この物語の登場人物は、悪い子がいなくってどの子も幸せになってほしいと強く思いました。
真緒くんも莉緒ちゃんも大好きです〜
羽瑠ちゃんの永遠くんへの想いも、言葉もまっすぐでかわいくてこんなの好きになってしまうよねって、読みながら思いました。
永遠くんの変化を見ていくのが楽しくもあり、切なかったりドキドキしたり、いろんな感情が芽生えました、
タイトルもオシャレで章ごとに楽しめました。
とても素敵な作品をありがとうございます〜!
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