『ん……』 「あ、起きた」 そこにいたのは、さっき助けてくれた沖田さんだった。 『ここはどこですか』 まぁ聞かなくてもだいたい分かるけど。 「新選組屯所、前川邸だよ」 まだ前川邸に居るってことは今は1863-1864年かな。 『……先程は助けていただき、ありがとうございます』 「別に?これが僕の仕事だから。それともう一つ。いくつか質問、いいかな」 『答えられることなら』 「じゃあ、君の名前は?」 『鈴木瞳』 「瞳ちゃんか。いい名だね。で、瞳ちゃんは間者?」 『違います』