「っと、やべっ!!」
『?』
「時間時間!!土方さんに怒られちゃうよ」
『おあー!!』
私たちは急いで屯所まで走っていくと、なんとか間に合ったようだった。
『んじゃ!私は食事の用意してくるね』
「ほーい、またね」
その前に土方さんの部屋へ。
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『私、未来へ帰らなくてはいけないんです』
「………は?」
『私が未来へ帰ると引き換えに総司を助けたんです。だから……』
「それはいつなんだ?」
『来年の春…桜が散る頃です』
「……みんなには?」
『言うつもりはないです。特に総司には。言ってしまったら、きっと総司は、自分の時間を削ってまで私と思い出作りをしようとすると思うんです。
私は自然に過ごしたい…』
「そうか………わかった。」
『じゃあ、失礼します』
「瞳」
『はい』
「総司を、救ってくれてありがとう」
『……はい!!』


