こんな幸せがずっと続いたらいいのに。
夜になり、総司が巡察に行っている間、私はそんなことを考えていた。
私の事を知ったら皆は軽蔑するだろうか。周りから見たらただの厄介者。厄介者で済めばいい…それ以前に殺されるかもしれない。
そんな時、ふとひとつの疑問が浮かんだ。
私なんかがここに居ていいの?みんなを騙しながら、巨大な爆弾を抱えた私がこんな普通に笑って、普通に仕事をして、皆と団らんを楽しんで…恋なんてして……いいの?
いっそ殺してくれればいいのに。
誰か……。
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