暫くそんな事して話していると、突然沖田さんから意味深な話が飛び込んできた。 「瞳ちゃんってさ……何をそんなに恐れているの?」 『………は?』 自分でも間抜けな声だと自覚する程おかしな声がでた。 「君の瞳は何かを恐れ、逃げている人の目だ」 『なっ!!』 図星をつかれ私は逆上して立ち上がり、沖田さんから顔を背けて自分の部屋まで行こうとした。 「待って」 ドンッ