『なんなんですか、あなた達』






「お前がそんないい身体してるから悪ぃんだよ」





『なんの事だかわかりかねますが、こういう事はやめてください』






「ここまで来てやめられるかっての!!ぎゃははは」






男がブラウスに手をかけようとした時、その手を掴み睨んだ。






『調子に乗るな』






「………は?」






来た………私の知らない、もう一人の自分。





心が黒くなるのを感じる。





そして、気づいた時には男達は逃げていた。





怖い……私が、私じゃなくなる瞬間があることが。