『え、あなたが…?何故…何のために』 ────あなたは小さい頃から桜の紋章がありますね 『これは……刺青(いれずみ)だって……』 ────それは刺青なんかではありませんよ。正真正銘、桜樺の人間だけが持つ印なのです 『おうか??』 ────桜樺は1000年に一度生まれるとする人間のことを言うのです 『1000年……』 ────けどそれは、世を制す存在…道を間違えば、悪の道へと進みかねない