【短】Virtual Reality


「藍那の顔の近く…って、いってぇー!」

「当たり前。あんたはここね?お座り、那岐」

「…ううぅ。わん」

「よし良い子。じゃ、私寝るから。おやすみ、那岐」

「藍那〜?明日のアラーム設定してない!」

「5時半でよろしくね?」


生身の那岐に出逢ってから、今日イチ…な笑顔でそう言えば。


「その顔、めっちゃずるい!そんな笑顔見せられたら、寝込み襲えないじゃんか!」


なんて、物騒な言葉が返って来た。


「那岐?分かってるよね?」

「うー…藍那のいけず!」

「なーぎ?」

「そんな藍那も大好きだかんね!」