こんにちは、神立まおです。

「国王陛下の極上ティータイム」を読んでくださってありがとうございました。

掴み所のない国王陛下・ランティスと、冷静沈着な毒舌お茶係・クラリスの恋模様、いかがだったでしょうか?


ふんわりほっこりするようなゆるい王宮ラブファンタジーが書きたいなあ、と思いついたのがこのお話。

王宮ラブファンタジーってどんなお話だろう、と想像していると、クラリスが何だかんだとランティスに毒舌を吐く場面が最初に浮かんできて、主役2人の性格ができあがりました。

国王様なのに国王様らしくないランティスの性格はそのためです。威厳がなくてすみません、ランティス様。

そして、このお話には紅茶が沢山出てきますが、ほとんどが創作です。グレーズなんて言葉はないですし、エメ、ジルダ、キーム、アーサなんて茶葉もありません。すみません。

ただフレーバーティー、ハーブティーであるローズヒップティーやスペアミントティーは実在しますし、効能なども調べたものを書いています。私自身は飲んだことがまだないのですが、是非飲んでみたいなあと思っています。

こうして紅茶が出てくる話を書いていると、私まで紅茶が飲みたくなってきて、もっぱらリプトンの紙パックのミルクティーか、アールグレイをお供にほっこりしながら更新していました。

読んでくださる方も、紅茶やお茶の時間、ほっこり一息つきたいときのお供に、このお話がそうなればいいなあと思います。

また、今回の作品は、王宮もの、王道(風味)ラブファンタジー、3人称(もどき)の文体など、私にとって初めての挑戦が多くありました。

きっと読みにくいところや、「ここは可笑しい」「なんでこうなの?変だよ」というところも多くあったと思います。

至らないところばかりで申し訳ないのですが、まだまだこれからも精進していこうと思っていますので、ぜひ感想コメントなどで教えていただけたら嬉しいです。


あとがきもここまで読んでくださってありがとうございました。


また別の作品で再びあなたとお会いできることを願って。


2017.11.5 神立まお