19時。幹部全員で、来たclub。

入りにくそうにしていたら、凛ちゃんが躊躇わず中へ入る。


「おはようございます。」


それは、いつもの挨拶。


「愛夢、おはよ」


「おはよう、羅夢」


「羅夢ちゃん、辞めるなんて許さないよ。君はうちのclubのNo.1なんだ。彼氏とはどの‥‥ひっ!」


急に怯え始める店長。

ギロリ、と睨む頼に、子ウサギの様にブルブル震える。


「俺ですけど。"羅夢ちゃん"やめて、問題ないですよね?」ニコリ、と笑う目は真っ黒。