幕末に咲く華




『あっ……池田屋の時の方ですよね』





平助「やった!覚えてた!!あの時はありがとう!!僕、藤堂平助!宜しくね」





『紅華です、宜しくお願いします』





平助「その子誰??弟とか?」





『依頼で預かってるだけです』





平助「そうなんだ!




ねぇねぇ、何でなんでも屋なんて始めたの?」





『……何か…新しい自分が見つかると思いまして』





平助「そうなんだ」





『でももう、閉めちゃいますけどね…』





平助「え……」