『あとね、未来には沢山の機械があって、石油で走る乗り物があるんだよ。あと、食べ物を簡単に作れる機械とか!』




平助「時代が150年違うだけでそんなに違うものなんだね…」




『うん……これからは他国とも深く関わって行くし、その中で核兵器を使った戦争も行われ、何万という数の人間が死んじゃうんだよ』




その中でも有名なのが“第二次世界大戦”。




平助「っ……」





『でもね、私の住む時代は戦争も何も無い平和な世だよ』






平助「そうなんだ。じゃあ俺達が舞奈の居た時代を切り開けるよう頑張らなきゃね!」






『……うん。ありがとう』





小さい頃から新選組が好きでよく本を読んでた。私にとってあの頃の新選組は本の中の……もう存在しないものだった。だから新選組に対しての感情もなかった。けど今は違う。






彼らはもう私にとって掛け替えのない存在へと変わってるんだから。