私は皆がまだ夕餉を食べている広間の襖を爪を立てずにカリカリしていると、気づいた永倉さんが開けてくれた。
だから私はこの小さな体を押し付けて両側の襖を全開に開かせた。





土方「シロは何やってんだ?」





総司「さぁ……何でしょうかね…」





原田「猫のする事はわかんねぇな」





新八「遊んでるだけだろ」





斎藤「俺には何かを見せようとしてるように見えるが」






幹部達「「「???」」」






流石!!勘が鋭いです事。






私はストンと縁側を降りると庭の真ん中に立った。






まだかなまだかな〜……来た!!!