暫く暗闇の中をさまよう気分を味わい、どこからか懐かしい声が聞こえた。






「舞奈さん、まだ起きてくれないんですか?皆、貴女の帰りを待ってるんですよ?」




この声は……沖田さん??




『沖田……さん』




総司「あ!?!?舞奈さん!!!夢じゃないですよね?!」




『ふふっ。夢じゃないですよ』




総司「うっ……もう、目を開かないんじゃないかと思いましたよ…」




『ごめんなさい。でもすぐ目覚めましたでしょ!!』




総司「何言ってるんですか(笑)何日寝てたか知ってます?」




『昨日、一昨日倒れたんじゃないんですか?』




総司「舞奈さんが倒れたのは3週間前です」




なぬ!?
まさかそんなに経ってたなんて…




『すみません……』




総司「いいんです。舞奈さんが目覚めてくれたなら」




『ふふっ』