「お待たせいたしましたー」 少し気まずい空気が流れそうになった時、女性店員の高い声が響いた。 「ショートケーキとレモンティーでございます」 私の目の前に置かれたショートケーキは、予想した以上に美味しそうで、苺がツヤツヤ輝いている。 「美味しそう~!! 先輩、苺が輝いてますよ!生クリームたっぷり!!」 興奮して先輩の腕をバシバシ叩く。 「わかったって!痛いから!!」 先輩は、やはり優しく私に微笑みかけてくれる。