*それはきっとキミを想う日*

恋愛(ピュア)

*それはきっとキミを想う日*
作品番号
1436294
最終更新
2017/06/05
総文字数
4,767
ページ数
25ページ
ステータス
未完結
PV数
570
いいね数
0
*それはきっとキミを想う日*



雨の日。

誰かを忘れた日。

偏頭痛を持ち始めてしまった日。



「春ちゃん」


思い出さなくていいんだよ。


忘れたままでいていいよ。


自分を責めないで。


僕はね、
春ちゃんに、
幸せになって欲しいんだよ。



「眞田」


どうか思い出さないで。


君の苦しみは俺が支えるから。



泣かないで…



俺が彼の代わりになるよ…



何も気にせず、君は笑っていて…




『……ちゃん!!』


雨。


紺。


緑。




私は、何を忘れてしまっているの…




窓を打ち付ける雨の音を聞きながら、
薬を飲み込んだ。



この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop