「眞田、最近どうだ?」
あははと笑いすぎた涙を拭いながら、先輩に応える。
「あー…、最近雨ばっかで偏頭痛が酷いです。
まぁ、薬でなんとかなりますけどねー」
とりあえず、大丈夫です!って笑って答えると、そうかとだけ言った。
その顔はどこか苦しげでに眉を潜められていた。
「先輩はどうなんですか?」
「俺は、毎日どこかに女の子との出会いがないか探してる!」
けど、次の瞬間にはいつも通りの笑顔に戻っていた。
「先輩には女の子との出会いがあっても、彼女なんてできるわけないですよ!」
ホッとしてまた軽口を叩く。
「ひどいな!」
僕、傷ついちゃう!って頬を膨らませた顔には、本当に引いた。
若干本気モードで気持ち悪いと言ってしまって、先輩が傷ついていた。


