颯来「ハァハァ……くっ…決着をつけよう」




総司「ハァハァ…そうだね」




2人は間合いを取って刀を鞘に戻し、抜刀の構えをした。




カチャッ




2人が抜刀し、刀が交わるど真ん中へ私は入って総司の刀を龍桜刀で受け止め、颯来の刀は素手で受け止めた。




手からは血が溢れ出す。





総司「なっ……桜海?!」





颯来「どういうつもりだ」





『颯来には迷いがある。でしょ?』





颯来「はっ迷い?そんなものあるわけ…」





『じゃあ何で今私はこんな軽症で済み、無事でいられる?颯来が本気なら私は今無事じゃなかったよ』





颯来「っ………」





『総司、刀を収めて』




総司は静かに刀を鞘へと戻した。