桜色の瞳 【弐】

『珠羅っっ!!!!』




珠羅「………」




『鬼畜、もうこんな事辞めてください!!』




珠羅「黙れ」




うおぉぉぉ喋れたんだ……
いやいや、感心してる場合じゃない。
喋れるなら好都合。




『何のためにこんな事を?』




珠羅「決まっている。貴様を殺すためだ」




『それは恐れからですよね?』




珠羅「………」




『安心して下さい。貴方がこの場を引いて下さるのであれば、私は貴方を制するつもりはありませんから…』




珠羅「っ………」




『大丈夫です。必ず私が貴方を救います。約束します。ですから……』




珠羅「お主の目は嘘を言っていない……だがもう止められんのだ…あの浪士達は……死ぬまで戦い続ける」




『っ………私がなんとかする』




私は颯来の元へと走った。
きっと総司もわかっている。颯来には迷いがあるって。