桜色の瞳 【弐】

『散歩の筈で町を宛もなく歩き回ってたの。で、気付いたら竹やぶに入っちゃってて(笑)




道がわからなくなっちゃったもんだから、町が見渡せる崖の上から屯所を探すことにしたの。





そしたら誰かが私を突き落として!!!
このザマだよっ!!まったく憎たらしー!』




平助「は?誰かって誰。」




『分かんない。見てないから』




総司「自分でコケて落ちたんじゃないの?(笑)」





『私そんなにドジじゃねぇぇぇ!!』





総司「はいはい。早く帰ろ。屯所戻ったら手当して寝てなね」




『多分』




平助「おいっ!!ベシッ」