『怖いよね、私が



でも皆安心して?』





幹部達「「「は??」」」






『私、新選組を脱退するから』





本当は泣きたかった
だけど精一杯の笑顔を向けてそう告げた





近藤「何を馬鹿な事を言ってるんだ」





『え?』




土方「そうだぞ桜海。誰がお前の脱退を認めるかバカ」




沖田「僕達の前から消えるような事があればその時は許さないからね!」




平助「そうだそうだ!!桜海がいなきゃだめ!!!」




新八「新選組には桜海が必要なんだよ!!」




ー「私も同意だ」




佐之「能力が使えるからなんだ?桜海は桜海じゃないか。俺達新選組の一員だからな」




丞「そうやで!!わいは桜海はんの事、妹やて思ってたんやからな!?勿論これからもずっとやーー!!」




『皆……





ありがとう…』






そう言うと皆は微笑んだ