❁.*・゚沖田side❁.*・゚



やっぱあそこの団子屋は美味しいな♪
気分がいいや




………ん?






遠くに4人の浪士と少女が揉めている




早く行かなきゃ そう思って小走りで向かうものの、少女は刀を鞘から取り出し、3人の浪士を斬り伏せた




!!!!!




動きに無駄がない
それに変わった刀だ





一人の浪士は逃げた様だけど少女はその場で突っ立っている



が、すぐこちらを向いた




黒髪を真っ赤な紐で下の方に一つ、団子で縛っている。




黒い生地に桜の柄が施され、素足が見えるような着物を着た
超美少女だった


団子……美味しそう(←食べ物じゃありません)



「何」




凛とした美しい声だった




『あれ、バレてたんだ 君強いね』




彼女からは殺気が漂ってくる




「誰だお前」




あ、口は悪いのか





『僕は新選組一番組組長沖田総司だよっ』





「新選組ねぇ…それなら興味ないし用もない」




それなら」ってことは他の事に何か興味を持ってるのかな?これは怪しい






それに何故か彼女の事をもっと知りたいと思った





『冷たいなぁ…ちょっとだけ!僕と一緒に来てくれる?』




“断る”と即答されてしまった




『付いてこないと斬っちゃうよ?』




そう言って微笑んでみた





「斬れるもんなら斬ってみろ」




そしたらそいつはアッカンベーとこちらに向かってしてきた。




もうイライラしたよ。これは。捕まえてやるー!!!絶対に逃がすかー!!




❁.*・゚沖田sideEND❁.*・゚